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通過点

先日、Zの走行距離が100,000kmを超えた。


z_c-01-02.gif
Zがウチに来た時は82,000kmだったので、丁度1年半で18,000kmを走行した事になる。

僕のZは、とある中古車屋から程度極悪の状態で購入した。

今、自分自身が中古車を扱うようになったから良く解るが、購入した中古車屋自体が極悪だった。



色々と金が掛ったが、一通りの手入れが終わった現在、Zは絶好調だ。

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.......僕がクルマに乗り始めた頃、100,000kmという距離はクルマとしての寿命として認識されていたと思う。



当時は、初年度登録から10年を過ぎると、車検を毎年受けなければならなかった。
そして、10年間走り続けたクルマの走行距離が、大体100,000km前後。
クルマのオドメーターも当時は5桁しか無かったので、100,000kmを超えるとメーターが1回転して0kmになるので、金の無い僕らの様な若者たちは、0kmのメーターを見て新車気分を味わったものだ(笑)


その後、クルマのエンジンのオーバーヘッドカム化と、エンジンの静粛性を追い求めた結果として、タイミングベルトが経年劣化で切れるという問題が顕在化し、タイミングベルトの交換時期が100,000km目安だった事から、やはり100,000kmでクルマを買い替える人が多かった。

タイミングベルト切れの問題が顕在化した頃のクルマは、カリーナEDに代表される、やけにウエストラインの低いデザインが主流で、スタイル優先でボディの衝突安全性などは真剣に考えられていなかった。
サイドドアビームがオプション(!)なのは良い方で、付いていないクルマも多かった。
今や伝説の様に語られるAE86なんか、ボディ剛性なんて言葉から程遠い、ホントに緩いボディだったなぁ。
夜中に峠を攻めていた時、コーナリング中にボディが捩れて隙間が広がり、いきなりルームランプが点灯したり.....あん時はびっくりして崖から落ちそうになったっけ。

メーカーも、クルマは100,000km保てば良いという考えだったのだろう。その方が買い替えも進むしね。


現在では衝突安全性の観点からボディの高剛性化が進み、昔から見たらずんぐりむっくりしたデザインと引き換えに安全で強いボディとなり、エンジンのタイミングベルトはチェーンに先祖帰りしたり、カムギアトレイン化したりと進化し、100,000kmという距離は完全に単なる通過点となったが、中古車を購入する人達の目安は、今でも100,000km以下というのが1つの基準の様だ。



ウチのメカ達は逆に、100,000km超のクルマを好んで選んでいる。




クルマと言うのは、乗り方や普段の整備で変わるが、大体80,000km前後から壊れるべき所が壊れ始める。

ある部分が壊れると、そこに付随する部分やほぼ同じ寿命の部品も一緒に交換するから、100,000kmを超える頃には、消耗部品は粗方交換され、落ちかけていた性能が復活している。更に慣らしも終わった120,000km前後の個体が、人間で言うと40代前後の、一番脂の乗った時 という事らしい。



ウチの会社はクルマを使う仕事なので、社員の中では、1台のクルマを400,000km以上使う者もいる。
僕も2年で100,000km以上走っていた。
それで不具合が起こった事は殆ど無い。

極論すれば、エンジンは定期的なメンテナンスを行っていれば、幾らでも走るって事だ。距離は気にする必要は無いと言える。扱い方が正しければ、エンジンは走らせる毎に調子を上げてゆく。
完全にぶっ壊れても、リビルトパーツとしてエンジンは出るしね。



それでは中古車を選ぶ際、最も気にすべき所はどこだろう?



僕は、距離ではなくボディの状態だと思う。


最も気を付けるべきはボディの緩みかな?ボディが緩い(剛性が落ちている)と、走る、曲がる、止まるの全てに影響が出る。自分の意思(操作)に対して反応が鈍いクルマは、乗ってて気持ち悪い。
コレは、試乗してみたらすぐわかる。ボディはエンジンとは逆に、走らせる毎に剛性を落としてゆくからだ。

後はサビかな?特に少し前の軽自動車は、リア周りに酷いサビが出てるのを良く見掛ける。
軽自動車に限らず、最近のクルマに用いられる「高張力鋼板」という鉄板は、薄くて強いが錆びやすいという特徴が有る。新車時から防錆加工されている個体を選ぶのが一番だが、購入してから下回りを洗浄して、ウルトやノックスドールなどの、高性能な防錆加工をしておくのも手だと思う。


翻って、僕のZは、エンジン絶好調と先に述べた。また、新車時は世界最高水準のボディ剛性を誇っていただけあり、ボディの緩みもそれ程感じない
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(厳密に言えば、リアゲート周りのコーキングに、微小なひび割れが確認できる)が、錆だけは悩みのタネとなっている。錆の成長スピードは、驚くほど速い。

だが、コイツのコーナリング性能は突出している。他に替え難いものがある。
最悪の場合はパネル交換してでも乗り続けたい。そう思える程、この独創性の塊、ホンダイズムの権化と言えるアンダーフロアミッドシップ4WDターボのホンダZは魅力に溢れている。

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テーマ : 軽自動車
ジャンル : 車・バイク

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