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はしれクラウス

はしれクラウスという絵本がある。

絵本は(というか本自体が)好きなので今でも偶に読むのだが、
この、『はしれクラウス』は何回読んでも泣ける(笑)のだ。


以下、あらすじ(ネタバレ注意)


ドイツで生まれた小さな蒸気機関車、クラウス17号は、他の19台の兄弟と共に、工場の人に「きみたち、日本へ行ってくれないか」と言われ、日本へ旅立つ事になりました。
『よし、いこう!ぼくたちで日本中をはしるんだ』
 
地中海、スエズ運河、インド洋、アジア、中国と長い船旅をして、日本の九州へとやってきました。
最新のドイツ製蒸気機関車という事で、大勢も見物客が集まる程の人気でした。
クラウス号達は毎日毎日、お客さんを乗せて走り続け、そんな中で兄弟たちは次々とスクラップになったり、他の兄弟の部品となってゆき、日本に来て20年が過ぎた頃には、兄さんの15号と17号だけになってしまいました。

新型の大きな蒸気機関車の登場で、クラウス号たちは第一線を退き、お客さんを載せて走る事はなくなってしまいました。

クラウスたちは、
『今にきっと、またお客様を乗せて走れる日が来るよ』
と信じて、駅構内の牽引車として働き続け、15年後、東京に行く事になりました。

『うれしいな、またお客様を乗せて走れるね』

でも、東京で待っていたのは土運びの仕事でした。

『やっぱり、ぼくたち こんなしごとしかないんだな』
『でも、げんきをだそうよ』

来る日も来る日も土まみれになって走り続け、また10年が過ぎました。

「この、ちいさなきかんしゃは くずてつだ。ふるくなって やくにたたん」

クラウスたちはスクラップになりかけましたが、古くても丈夫な機関車だったので、工事場の人は考え直し、クラウスたちに新しい仕事を見つけてくれました。
今度は、北海道のぬまたまちという、石炭を掘る山が新しい仕事場です。
クラウスたちは、雪を蹴散らし必死で働きました。

北海道に来て40年が経ち、クラウスたちがドイツから日本へ来て80年になります。
『ぼくたち まだまだ はたらけるぞ』

しかし、時代が変わって石炭の需要が減り、クラウスたちもまた東京に戻る事になりました。
でも、お兄さんのクラウス15号は、記念に町で引き取ってもらえる事になりました。

『17号、もう あえなく なるね』
兄さんは何度も汽笛を鳴らしてなきました。

クラウス17号は、東京のデパートで売られる事になりました。
みんなの見世物となったクラウス17号でしたが、機関車が大好きな人が17号を買ってくれ、クラウスにぴったりの仕事を見つけてくれました。

クラウス17号は、大阪で開かれた万国博覧会で、客車を引いて走ったのです。何年ぶりのことでしょう。
ドイツから来たお客さんも、もうドイツ本国にも残っていないクラウス号を見て喜びました。

その後、クラウス17号は、機関車牧場という、おじいさん機関車がゆっくり休める場所で暮らすことになりました。



因みに、北海道のぬまたまちとは、当然ながら雨竜郡沼田町の事。
この絵本に感動したボクは、沼田町役場に問い合わせしてみたら、とても丁寧な返信がパンフレットやクラウス15号のメダルと共に届いた。

クラウス15号は、現在も沼田町によって、動態保存されています。


沼田町役場

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テーマ : 児童文学・童話・絵本
ジャンル : 小説・文学

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